『リトル・マーメイド』 原題:The Little Mermaid
日本公開年 | 1991年 |
上映時間 | 83分 |
監督 | ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ |
脚本 | ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ |
出演 | ジョディ・ベンソン |
クリストファー・ダニエル・バーンズ | |
ジェイソン・マリン | |
サミュエル・E・ライト | |
サミュエル・E・ライト | |
パット・キャロル |
あらすじ
海底の世界・アトランティカの16歳の人魚姫・アリエル。
地上の世界に憧れており、秘密の場所に隠してある沈没船から集めた宝物達を眺めながら思いを馳せていた。
ある日、海上を航海していた船に好奇心を抑えられず覗き込んで、同乗していた人間の王子・エリックに一目惚れしてしまう。
しかし船はアリエルの目前で嵐に襲われて沈没し、船に取り残された飼い犬のマックスを助けに向かったエリックが海に投げ出されてしまった。
エリックを抱えて必死に泳いだアリエルは、やっと辿り着いた浜辺で歌を口ずさみながら介抱しているうち、エリックの家令・グリムズビーがやって来る気配に気付いてすぐに姿を隠してしまう。
朦朧としながらもアリエルの美しい歌声や顔を記憶したエリックもまた、アリエルに惹かれ再会を願うのであった。
父王のトリトンを始め周囲からの反対を受けながらますます地上への憧れやエリックへの恋心を募らせるアリエルに目を付けたのは、トリトンに追放されていた海の魔女・アースラだった。
アースラはアリエルに「その美声と引き換えに3日間だけ人間にする」間に、「アリエルがエリックとキスを交わす」という賭けを持ち掛けた。
賭けに負けた時は、アリエルの身柄は一切がアースラのものになってしまう。
アースラは、アリエルの賭けを失敗させ、その身を取引材料としてトリトンに取って代わろうと企んだのだ。
そうとは知らずにアースラと契約し、尾ひれを足に変えてアトランティカの掟を破り地上に赴くアリエル。
再会したエリックの城に逗留し、交流を深めることは出来たが、アースラの手下たちが邪魔をしてキスするまでには至らない。
さらにアリエルに惹かれてはいるものの、声が失われていた事で自身の恩人とは別人だと思い込んでしまったエリックは躊躇っていたのだった。
そんなエリックの前に記憶の美声を響かせる美女・ヴァネッサが現われた。
アースラが魔法とアリエルから奪った声を使い、ヴァネッサとして二人の仲を裂こうと地上へやって来たのだ。
策に嵌まって惑わされてしまったエリックだったが、アリエルの親友の鯛のフランダー達の助力で正気を取り戻し、アリエルとの愛を誓うかに見えた。
が、時既に遅く日没の船上で人魚に戻ってしまったアリエルはアースラに攫われ、アリエルを助けようとしたトリトンもアースラの策に嵌まり、王者の座を奪い取られてしまった。
アリエル達、そして海の危機に、エリックは船を操り、アースラに挑んで行く。
王の力を得たアースラは海に嵐を起こし、アリエルとエリックを襲う。
エリックは嵐で浮上した沈没船を操ってアースラに体当たりしてアースラを倒す。
気を失い浜辺に打ち上げられたエリック。
それを見守るアリエル。
トリトンは二人の深い愛に感銘し、魔法でアリエルの尾ひれを足に変える。
人間になったアリエルは周囲の祝福を受け、エリックと船上で結婚式を挙げる。