すべてが変わった日 原題 Let Him Go
公開年 | 2020年 |
上映時間 | 113分 |
監督 | トーマス・ベズーチャ |
脚本 | トーマス・ベズーチャ |
原作 | ラリー・ワトソン『Let Him Go』 |
製作総指揮 | ケビン・コスナー/キミ・アームストロング・スタイン |
出演 | ダイアン・レイン |
ケビン・コスナー | |
ケイリー・カーター | |
レスリー・マンヴィル | |
ウィル・ブリテン | |
ジェフリー・ドノヴァン | |
ブーブー・スチュワート |
あらすじ
1960年代のアメリカ北西部。
マーガレットは元保安官の夫ジョージ、一人息子のジェームズとその妻ローナ、そして生まれたばかりの孫息子ジミーと、平穏な生活を送っていた。
ある日、ジェームズが落馬事故で亡くなる。
その後、ローナはすぐに再婚したが、新しい夫ドニーは短気ですぐ暴力を振るう男だった。
「大切な孫をこんな男に任せておけない。何としてでも取り返さねば」と思ったマーガレットはジョージを連れてウィーボーイ家に向かう。
一家の女家長ブランチはそんな2人を鼻で笑い飛ばす。
しかし、ローナとジミーが想像以上に過酷な環境に置かれていることを知ったマーガレットとジョージは、ローナを説得して、ジミーを連れてウィーボーイ家から逃げ出すことを決心させる。
ところが、それを察知したウィーボーイ家はマーガレットとジョージに暴行を働いただけでなく、銃で正当防衛の反撃をしようとしたジョージの右手の指を斧で切り落とす暴挙に出る。
さらに、ウィーボーイ家に支配されている地元の警察は、孫を連れ去ろうとしたジョージ側に非があると見なし、ジョージとマーガレットを街から追い出す。
一旦はジョージを連れて家に帰ろうとしたマーガレットだったが、ジョージの具合が芳しくないことから、旅の途中で出会った先住民の青年ピーターの小屋に寄って、そこでジョージを休ませることにする。
ピーターと親子のような関係になったマーガレットは、孫息子の住むウィーボーイ家からそう遠く離れていない、この地に住むことを考える。
そんなマーガレットの姿にジョージは意を決し、単身でウィーボーイ家に乗り込んでローナとジミーを救い出そうとする。
火事の混乱の中、ローナとジミーは何とか脱出できたが、ジョージはウィーボーイ家の男たちを辛うじて倒したものの大怪我を負う。
そこにマーガレットとピーターが駆けつけるが、怒り狂ったブランチに狙われ、マーガレットをかばったジョージが撃たれる。
ブランチは再度マーガレットを撃とうとするが、マーガレットに撃ち殺される。
ジョージはマーガレットに見守られながら息絶える。
ジョージの遺体を残したまま、ウィーボーイ家の屋敷は焼け落ちる。
こうしてマーガレットは、手助けをしてくれたピーターに別れを告げ、ローナとジミーを連れて家に帰る。